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「ゆるい」生き方のヒント

僕が住んでいる千葉県船橋市にポスティングされる
情報誌に「ちいき新聞」というのがあって、
この一面のタイトルに目を引きました。

「ゆるい」生き方のヒント

むむ。
ゆるみ打法的に素通りはできませぬ。


記事は、動物学者の今泉忠明さんへのインタビュー。

今泉さんは、生き物たちが進化の過程で身につけた、
ちょっと残念な部分に着目するという
ユニークな本の監修をされています。

それが、、、

「ざんねんないきもの辞典」

シリーズで数冊出版されてますよ。

本書は「小学生がえらぶ!こどもの本 総選挙」で
2期連続の1位に輝いたそうです。

さて、記事では
「人間社会に似ている動物の暮らし方を教えて下さい」という問いに、
集団で社会的行動をする種について触れられています。

その集団のメンバーのうち2割は
働かない種があるそう。

人間目線では単にサボっているようにしか見えないけれど
実は有事のときに逃げて、結果的に種を存続させる
役割を担っているとか。

これは人間社会でも同様ですね。

「パレートの法則」や「262の法則」などで
ご存知かと思います。

でも、それがどのように「ゆるい」生き方のヒントに
つながるのでしょう。

今泉氏いわく、

“強者だけが繁栄するのではなく、小さいもの、弱いものが

生き残るためにそれぞれ工夫して、一生懸命に生きている。

だから人間も、誰かと自分を比べて必要以上にがんばらなくても大丈夫。”

とのこと。

「頑張る」ということと「エネルギーをかける」ということは
似ているけれど、ニュアンスが違いますね。

そのままで、すべての存在に役割がある。

あの人やこの人の、そして自分自身の
ちょっと残念な部分を、

とりあえず笑い合えたら

ゆるく自分らしい生き方がしやすい
かもしれませんね。



ちなみに、ちいき新聞の3面には
マインドフルネス瞑想の簡単なやり方
が紹介されていました。

地域のフリーペーパーにこういう情報が
載る時代になったんですね〜。

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