今年3月に他界してしまったキューバ音楽の大ベテラン、
ピオ・レイバ。
ブエナビスタソシアルクラブでおなじみの彼と
キューバの様々なジャンルの若手一流ミュージシャン達が
バンドを組み、日本でライブをするまでの映画。
キューバ音楽の先達やルーツとなる
アフリカ音楽を大切にしている若手。
彼らの柔軟な発想とその音楽に
素直に感嘆するベテラン。
互いにリスペクトし合い、
一つの音楽をつくる過程が感動的!
「トラディショナルは死なない」
「ドラムを通して哀しみを喜びに変えることができるんだ」
というセリフが嬉しい。
なにより音楽が素晴らしい!
映画館の椅子でつい動いてしまう身体と
思わず拍手しそうになるのを
押さえるのが大変でした。