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鼓童 “ミチカケ”

本質に向かうテーマ 鼓童の新作舞台“ミチカケ”。千葉市民会館で拝見しました。 響きや音色そのものを見つめ直す という、わりとマニアックなことがテーマの一つ。 賛否が分かれるのかもしれませんが、竜太郎的には好きな分野なので、すんなりと楽しめました。 こういうテーマも鼓童の表現の一つのチャンネルとして、ちょっと探究してみてほしいなぁ〜という、いち鼓童ファンとして勝手な希望や考察を少しマニアックに(笑)

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アマテラスが隠れる前に。

ここ10日あまりの”北のスサノオ”の言動から、アマテラスの岩戸隠れのストーリーを見直さなければと思ったお話し。 天岩戸隠れ 母イザナミを慕って泣くばかりで仕事をせず、父イザナギに追放されたスサノオ。 母のいる国への道中。姉である太陽神アマテラスにあいさつしようと立ち寄るが、高天原を乗っ取りにきたのかと疑われた。 そこで、偽りなき心を証明するための占いを提案する。 疑いは晴れたが、そこで慢心してから

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30年ぶりの共演!

鼓童の一時代を築いた盟友レナード衛藤氏との30年ぶりの共演が決まりました。 30年ぶりってスゴいですよね。その間の紆余曲折やコロナ禍も乗り越えて太鼓続けているわけですから。 この共演に至ったのは去年11月末の鼓童公演の会場ロビーでたまたま出会ったのがキッカケ。 そのときには、共演について「やったら面白いかもね。」という現実味のないうっすらとした話でしたが、こんなに早く、しかもライブで共演する日が来

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大きく見せたい_フォーム改善

「大きく見せるには どうしたらいいですか?」 太鼓奏者や身体表現をする方からよく聞かれる質問の一つです。 そんなとき皆さんはどうしていますか? 一般的なのはズバリ!” 腕の振りを大きくする “ことでしょうか。 でも実は、それだと振りは大きくなってもむしろ小さく見えて(感じて)しまう場合も。 なぜなら、「ワタシの限界はここです」とハッキリ宣言していることになるからです。。。 では、どうし

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鼓童創立40周年公演

オーチャードでのヤバい公演 太鼓芸能集団「鼓童」のデビューは1981年。 10周年の1991年には、オーチャードホールでの公演。 そして今回の40周年は再度のオーチャードホールでした。 4日間に渡って3つのプログラムで6公演。 プログラムごと、日にちごとにいろいろ指し替えがある、なんともチャレンジングな組み立て。 10周年のときも、3日間でゲストを日替わりしてのジョイントコンサートという超絶ヤバい

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価値ある稽古とは?

-稽古とは- 稽古の価値とはなんでしょうか? その前に、そもそも稽古とは、基本的には「出来ないことをできるように」するものですよね。 ですから、シンプルに言えば価値ある稽古とは「できるようになる稽古」です。 -稽古に必要なこと- できるようになる稽古は、「望む結果へショートカット」することになります。 しかし、効率さえ良ければいいわけではありません。 かといって、時間をかければ良いわけでもないです

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太鼓打ちのルーツ〜鼓童研修生への座学より 

座学でやること 鼓童研修所は、鼓童のステージを目指すプレーヤーの養成機関です。 僕がご指導に関わって25年以上。特に鼓童を独立してからの方が関わる機会が増えて太鼓打ちとしての基礎作りに携わっています。 太鼓打ちの基礎とは何か、それは様々な角度から考えられますが少なくとも技術と体力に優れているだけでは圧倒的に欠落する重要な事柄があります。 そうした先人たちが築き上げた事柄を凝縮させた「種」としてシェ

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ゆるみ打法 “コマ送りワーク”

佐渡のたたこう館で鼓童メンバー対象の個人ワークを行いました。 内容は人それぞれですが、ゆるみ打法の基礎をやった一人の様子をちょっとだけYou Tubeにアップしました。https://youtu.be/uemfM4jNVZE それは、「コマ送りワーク」と呼んでいるゆるみ打法の特徴的な稽古法の一つ。 今回は、腕を体幹部でコントロールするもので、主に背骨の動きにフォーカスしました。 太鼓は、見た目とし

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ラストステージ

8月19日。 アースセレブレーション2007最終日をもって、鼓童メンバーとしての舞台活動に終止符を打ちました。 数日前の予報はアヤシイ雲行きだった19日。 龍神さまにお願いしてピーカンにしてもらいましたが、あんまり暑かったので、曇りにしておけばよかったと後悔しました(笑)。 当日までは、そのときを想像するだけで泣けてきましたが、実際舞台に立つと、とても静かな気持ちでいました。 それは20年間のすべ

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