“アマテラス”歌舞伎座公演楽日。
アマテラス降臨そのままのごとく、
幸せなエンディングでした。
今朝劇場入りすると玉三郎さんに
呼び止められ「竜ちゃんも出ましょうよ」と。
2度目アンコール終了後に舞台に登場、そのまま
おまけの沖揚げ音頭をいっしょに。
音楽監督として裏に徹していたので
まさか表舞台に出るとは夢にも思っていませんでしたが、
鼓童と玉三郎さんとお客様の気が、キラキラと
舞い散る舞台に乗れて幸せでした。
アマテラス岩屋隠れの物語は、要するに
「失った光を取り戻す」
というもの。
そして光が戻った(岩戸が開いた)のは、
ヤオヨロズの神々の開けようとする
「がんばり」ではなく、
アメノウズメの踊りに多いに
「笑った」こと
がきっかけとなりました。
そこにどんな真実があるのでしょうか。。。
今日の歌舞伎座に舞っていた幸せのキラキラを、
62年前の今日から受難を強いられている魂と、
同じことを繰り返しそうになっている
迷える魂に捧げたく思います。
光を見いだすために。
光を見失わないために。
歌舞伎座という、鼓童にとっての
アウェイまで応援しに来て下さった皆様、
ありがとうございました。
ご来場叶わなかった皆様にも
歌舞伎座から風に乗ったキラキラが
降り注ぎますように。