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サハ紀行②〜太鼓〜

ヤクート人のシャーマン(祈祷師)が使う太鼓は、
トナカイの皮を張った片手で持って叩くものが
多いようだが、テティムも組み太鼓の中央に
据えている大型のタブィクというものがある。

横長で吊るして叩くタビィク。両面牛皮で深い音がする。

伝統的にはこれを9台で9人のシャーマンが
共同体の一大事について祈祷するときにたたく。

また生涯の3回の一大事、すなわち生まれた時、
結婚するとき、死んだ時にも叩いたそうだ。

バチにはトナカイなどの毛をつけてある。

八角の太鼓。バチにはトナカイの毛。

ちなみに太鼓はロシア語で「バラバン」。
ちょっといい響きでしょ。

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