2022年5月中頃。
篠笛奏者の狩野泰一さんと4日間の「創作合宿」をやりました。
鼓童の同期で同じ釜の飯を食い、共に修行し世界を旅した共通体験を持つ二人。
そんなバックボーンを自由度の高い演奏で融合した楽曲が生まれました。
当初は1〜2曲できればいいかな、と思っていたけれど、なんと4曲も仕上がり、合宿翌日のコンサートで急遽4曲ともご披露することができました。
笛一人、太鼓一人。
セッションよりもユニット的。ユニットよりフレキシブル。
この距離感が心地よくて、すごくエキサイティングでした。

ここでやろう!
以前から泰一さんとDuoアンサンブルの可能性を広げる創作をやってみたいと思っていました。
というのも、独立してからたまに演奏する機会はあったものの、お互いの持ち曲をやっていて、この二人で創った曲はほどんどなかったんですよね。
それが去年の12月、群馬の月兎園さんでのDuoライブの打ち上げで、「ここで創作合宿したい!」と勢いで口にしたのがきっかけで、年が明けたときに「やろう!」と心に決めたのでした。

気兼ねなく集中して創作して、疲れたらすぐに休める。
朝起きてスタジオにいけばすぐに音が出せる最高の環境。
そう、月兎園はライブもできる和太鼓常設のスタジオで、二階は宿泊設備になっているのです。

遠距離Duoの事前準備
合宿に入る前に、曲にしてみたい音楽の世界観やリズムとメロディーの方向性を出し合いました。
泰一さんは佐渡在住、僕は千葉在住なので遠距離Duoとなりますが、そんな環境ではネットの恩恵は、はかり知れませんね。
ミィーティングはZoomで、アイディアの音源はデータで。
泰一さんから送られてきたメロディーのモチーフにリズムを被せ、反対に僕から送ったリズムのモチーフに泰一さんがメロディーを被せてデータのやりとりをしました。

合宿の10日前までこうした実際の準備はできなかったので、「1曲、良くて2曲できればいいかな。」と思っていたけれど、泰一さんからの2曲と僕からの2曲、合計4曲の素材を準備して合宿へ。
4日間とはいえ、準備と片付け、撮影などを差し引けば、実質3日。

白の空間作りは撮影クルーのマサ、コースケ、アミのDIY。何から何までありがとう!感謝!
2日間で創って、1日で通せるように、、、といった感じで、全曲仕上げられるかな〜?と思っていたけれど、”案ずるより産むが易し”。
次々と進んで全曲仕上がりました。

動画投稿も予定!
合宿を終えた翌日のコンサートでは、予定していたプログラムを変更して急遽4曲ともご披露することに。
昨日の今日という文字どうり出来立てホヤホヤの初演ということで、心地よいドキドキでした。
コンサートでの演奏や創作合宿のメイキングなど、動画投稿をする予定です。
お楽しみに!

群馬県桐生清桜高校のものです!
裏側がこんなことになってるなんて知らなかったです。
物凄い努力をしてきたんだなと感じました!
是非また演奏を聞かせてください
ありがとうございます!
皆さんの素晴らしい演奏の裏にも日々の努力があることと思います(^-^)
どこかでまた是非♪