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筋力では大地と繋がれない

今期の研修生1年生に、花園でもプレーした
ラガーマンがいました。

さすがにガッチリした体躯と
筋力の持ち主。

しかし、“ゆるみ力”という観点では
むしろ力で出ません。

直立した状態で押されたり
足首を持ち上げられたりすると
いとも簡単に重心を外されて
ふらふらっとしてしまう
不安定な身体である、ということです。

仮に、持ち上げられまいと地面方向に
筋力を発揮しようものなら、逆に
地面に跳ね返されて上方向の力に
変換され、益々不安定になるのです。

つまり
「筋力では大地と繋がれない」

それどころか
大地に跳ね返される、、、
ということになってしまいます。

和太鼓をたたく上で
「ふんばれ」
「足指で地面をつかめ」
ということを耳にすることがあります。

この言葉の意味するところは
叩く上で安定度を高める、
ということならば
間違ってはいません。

しかし、それを実現する方法として
筋力に頼るのは逆効果。

本人は力感を感じ、
外見も安定したかのように
見えるかもしれませんが、実際は
「大地とつながる」ような状態からは
離れて、むしろ不安定になるのです。

大地とつながる。
バチとつながる。
太鼓とつながる。
人とつながる。

などなど、「つながる」

つまり

何かと

「一体となる」

には、筋力ではなく
ゆるむことが必須なのです。


世の中いろいろありますが、
ゆるんで行きましょう。

ラガーマンの彼は、1年生の中で
唯一の太鼓未経験者。

素直な心の持ち主なので
研修所でのたくさんの情報を
貪欲に吸収するでしょう。

いずれ素敵な太鼓の音を
聞かせてくれる日が
楽しみです。

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