ナイショの話(だけどもう時効ということで)、
かつて某国の王族の招きで、スティング、
エルトン・ジョンと一曲ジョイントした
ことがある。
そのときは国や財界政界のVIPなどが観客で
300程度のキャパ。
エルトン・ジョンよりスティングの方がバンド
としてのサウンドはダントツによかった。
今回のPOLICEは東京ドームでのライブ。
某国とはあまりにもキャパに差があるが、
スティングの魅力は充分に伝わって来た。
舞台オーラはなくなったが、無邪気なギターおじさん
という感じのアンディーサマーズ。
テリー・ボジオとともにスネアのタイミング と
サウンドに心惹かれるスチュワート・コープランド
の切れ味は健在。
80年代のライブに比べて、さすがに飛んだり跳ねたり
しないが、頑張らなくてもテンション高い音楽に
なっているのが気持ちいい。
舞台装置は至ってシンプル。
LEDはふんだんに仕込んでいましたが
照明とともにえげつない使い方はせず、
音楽にいい感じでシンクロしていました。
いや〜、オトナのステージ。
よかったです。
ちなみに、某国ライブのときのスティング側のドラマー
は、大好きなヴィニー・カリウタだった。
彼のドラミングをホントに手の届く真後ろから
見ることができて大興奮でした。