和歌山県御坊市で、3年連続のワークショップと初のソロライブ。
初めての土地なのに満場のお客様の前で演奏できて幸せでした。

ワークのグランドテーマは「ゆるんでたたいて」。
サブテーマを年ごとに
「自然の力を感じながらたたく」
「リズムにのる、ノリを出す」
と変えてきました。
そして今年は
「表現する太鼓、繋がりの響き」
まず基本のワンフレーズだけ提示。
力量のバランスを観ながら参加者のアイディアも取り込み、
その場で構成して小曲を創ります。
数人の方のソロパートも入れました。
曲を仕上げる過程で具体的な技術や音楽的アプローチをしつつ、
自己表現とはどういうものか、
それがゆるみとどう関係しているかが解き明かされてゆきます。
最後の演奏は
知識、技術、体力、精神力(?)だけでは
絶対に響くことのない音。
集団に埋もれずしかし単に目立つのではない、
一人一人が輝いたとても素敵な響きでした。
この結果こそ「何故 ”ゆるみ” なのか?」の答えなのです。
そして僕が一番大切に思っていることであり、
組太鼓(太鼓アンサンブル)の可能性の
最も重要なことだと考えています。
これをシェアーできて本当にうれしかったです。